現場施工監理の業務内容について

現場施工監理はリレーでいうアンカーの役目を担っています。
そうしてバトンタッチされたといっても、カタチにしていくことだけが仕事という訳ではありません。

家をつくる工場長であってはいけません。
少しづつカタチになり進んでいく中で、お客様は途中途中
「ここってどうなるの？」という不安だとか、「もっと知りたい」だとかの気持ちも生まれてきます。
そんな気持ちを察し、欲していることをお客様に伝えるコミュニケーションを果たす役割の能力も大切です。

また、現場監督一人ででは家づくりができるわけではないので、つなげていくリレーの競技全体の組み立ても必要です。

営業から契約を頂いたお客様を引き継ぎ、建物の詳細に渡り、
お客様の希望を最終決定し、実際に図面どおりの建物が建つよう都度検査を行い、お客様に引き渡すことが主な業務です。

建物を施工する工務店の手配や部材の発注・確認、お客様への進捗状況報告など
様々な相手とのやり取りを確実に実施することで、建築全般に関する工程の管理を行い、全体の品質を保っています。

そうやって、お客様の想いがたくさんつまった図面を形にするのが仕事、
1/50スケールの平面図から1/1スケールの本物の家を建てます。

大変な分だけ喜びも大きいものです。
そうして出来上がった家をお客様にお引き渡しし、
お住まいになられてからは会社のアフターへと引き継いでいきます。

そんな時代を超えていくものですから、品質と、
そこにあるコミュニケーションは大切なものと認識して仕事に取り組めるお方が必要なのです。

現場施工監理のとある1日

• 06:30 起床
  シャワーをあびて会社へGO!


• 07:30 出社
  職場の掃除と、天気予報のチェック。


• 07:45 朝礼
  職人さんとの打ち合わせ


• 08:00 業務開始


• 08:30 A邸にて
  電気配線位置確認 、大工さんと工事予定のすりあわせ及び打ち合わせ。


• 10:30 B邸にて
  基礎配筋の確認 、継手、かぶり、ピッチ、鉄筋の種類、通り、長さ。


• 12:00 昼食休憩


• 13:00 C邸にて
  外部下地検査、胴縁の向き、ピッチ、透湿防風シートの欠損、テープ・通気・板金納り・漏水確認、内部片付け・外部片付けの確認、大工さんと工事予定すりあわせ及び打ち合わせ。


• 15:00 D邸にて
  基礎芯墨出し、トランシットをすえて基礎の上に大工さんが土台を正確にのせていけるように基準ラインを出していく。


• 16:00 建材拾い出し、発注


• 18:00 明日の作業確認


• 18:30 帰宅

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